先日の「ギロックフェスティバル」では、ギロックがいつも「自分の音を聴くことが大事」とおっしゃっていたというお話がありました。
私もレッスンで、そのことを伝えることが多いです。
今日は、大人の生徒さんに、ちょうどギロックの曲のレッスンをしながら、『自分の音を聴く』ということについて、考えてみました。
レッスンでは、「ここの左手の動きを聴いて~」「この和音の響きを聴いて~」などのアドバイスするだけで、その人の音楽がぐっと変わって、伝わるものになってきます。
それまでは、「その音は耳に入っているけれども、聴けていない。」という状態でしょうか。
それが、その音に注意を向けて聴くことによって、その音が全体の中での役割を果たし始めます。
そして、「音楽全体が有機的に関わって、その曲本来の生き生きとしたものになってくる」ということでしょうか。
言葉では、説明が難しいですね!
でも、生徒さんには、レッスンでその変化を実感していただいています。
これからも、聴くことを大切にしていきたいです♪