発表会の曲目も決まり、生徒さんは皆、一生懸命練習に励んでいるこの頃です!(^^)!
さて、最近、教室の備品に『補助ペダル』が仲間入りしました!
ペダルを上手に使うと、華やかで演奏効果が上がることが多いですが、幼児や小学校低学年の習い始めの時期には、補助ペダルを使ってペダルを踏むよりも、
良いタッチの基本を身に付けることや、指で音をつないだり(レガート)、切ったり(スタカート)することに、しっかり意識を向けられるようになってほしいと思っています。
さらに、身体がまだしっかりしていなくて、足の力も弱い時期にペダルを踏むことは、身体の他のところに余分な力が入ってしまい、スムーズな演奏の妨げになることもあります。
そのため、この教室では、以前は足が床につくぐらいになってから、ペダルを取り入れるようにしていました。
けれども、最近は、皆さん上達してきたので、小学校高学年ぐらいになると、ペダルのある曲にも取り組むようになってきています。
昨年から、アシストペダルというものをピアノのペダルに直接つけて、その時期の生徒さんには対応しています。身長130㎝ぐらいからの人は、これで大丈夫です!
それにより、もう少しで床に足が届くという生徒さんが無理して、姿勢を崩してペダルを踏むことなく、よりベストな椅子の高さ、姿勢で演奏できるようになりました!(^^)!
そして、今回、発表会で弾きたい曲がペダルが効果的なのだけれど、まだアシストペダルに足が届かない小学校低学年の生徒さんがいたので、補助ペダル付き足台を導入することになりました。
もう、身体もしっかりしてきたので、ペダルを踏んでも大丈夫という判断です。
ただ、椅子の高さや足の角度など、無理がかからない姿勢にするために、いろいろと気を配ります。
日常的にペダルを多用したり、ペダルのテクニックをしっかり身に付けるのは、まだ先となりますが、まずはそれを使ったピアノ曲の楽しさを体験してもらえたら…と思っています♪
大人の生徒さんには、タッチを身に付けるのと同時に、早い段階からペダルの効果的な曲にも取り組んでいただいています。
初心者の方でも、だいたい2,3か月目ぐらいには、ペダルにチャレンジです!
ペダルは、踏みかえのタイミングがきちっとできていないと音が濁ってしまうので、自分の出している音をよく聴くことが、とても大切になってきます。
ですので、ペダルを使うことで、「自分の弾いている音や響きに、より耳を傾けることができるようになる」という効果が期待されます~!!
生徒さんは皆、ピアノ音楽のさまざまな愉しさに触れて、その魅力にハマっておられますよ~!(^^)!