熱戦が繰り広げられた『リオ五輪』が閉幕しました。
日本選手の大活躍、連日の素晴らしいプレイに感動の連続でした!
男子体操で、団体総合、個人総合ともに金メダルを取った内村航平選手の演技も素晴らしかったですね!
内村選手が、試合後の記者会見で、「どんな練習をすれば全ての種目で優秀な成績を出せるのですか?」と質問され、
「うーん、まぁ、無駄な練習をしないということだけですね。」と答えていたのが、印象に残りました!!
彼ぐらいの選手になれば、自分の目標とするところに到達するためには、何をどのように練習すればよいのかが、明確に見えているのでしょうね。
そしてそれを着実に積み上げてきた結果が、金メダル!ということですね。
ピアノでも、例えば
A.「とにかく時間をかけて練習する」
B.「曲を最初から最後まで通して、指が動くようになるよう繰り返し練習する」
C.「弾きにくいところを何度も何度も繰り返し練習する」
この中で、良い練習方法はあると思いますか?
上記3つは、やり方によっては、どれもあまりよい練習とは言えません。
A.については、よくない練習を時間をかけてしていれば、むしろ逆効果になることがあります。
B.については、何をどうしたいのかという意識がなければ、効果はないでしょう。
C.については、なぜうまくいかないのかという原因を考えないと、いくらやってもできるようになりません。
何回弾いても間違ってしまう箇所を何とかしようと、繰り返し弾いている方は多いと思いますが、それはその間違っているものが脳に刷り込まれてしまいますので、間違う練習をしているようなものです?!
でも、初めから効率の良い学びができるって、あまりないことです。
私自身もずいぶん遠回りして、どうすればピアノが上手になれるのかが、ようやく分かってきました。
生徒の皆さんには、少しでも効果的に上達していただけるよう
「どこをどうすれば、それぞれの方にとって楽しくピアノが弾けるのか、なおかつ上達していけるのか」を分かりやすくお伝えしていきたいです。
その方向性が合っていれば、ご自分が目指しているピアノに一歩一歩近づいていくことができますよ。
効率の良い練習をして、どんどんピアノを楽しみましょう!!