今日は、通い始めて3か月経った4歳の男の子のレッスンの一コマを紹介します!
その子は外遊びと虫取り、仮面ライダーや戦隊ものが大好きな元気な男の子です。
初めは、集中できる時間も短かったのですが、徐々にレッスンにも慣れてきて、可愛い瞳をキラキラさせて、ピアノに向き合っています♪
幼児の導入期の教材は、「ピアノランド」を使っています。この教材の特徴は、イラストが可愛らしく、とても素敵で、子どもが想像力を膨らませることができるようなものが描かれていることです!
もちろん、音楽も楽しく、子どもたちが何かその絵や歌や音楽から感じ取ったものをイメージして表現できるような教本です。
先生と一緒に歌ったり、ドレミで歌ったりしながら、自分で音符を見て弾けるようにしていきます。
彼は、この教本がとても気に入っていて、家でも自分から進んで練習ができるようになっています。
『さらさらおがわ』という曲では、先生の伴奏をよく聴いて、小川が流れるような感じをつかんで弾いてくれました♪
彼の現在のお気に入りは、『はらぺこそんぐ』です。イラストの男の子の感じがイメージをかきたてるのでしょう。
「この子みたいに、おやつが食べたくなってきたなあ~」とつぶやきながら、楽しそうに取り組んでくれています♡
同じく今日レッスンをした、5歳の女の子が大好きなのは、ピアノランド第2巻の『みかんころころ』♪
「みーかーん~、ころころりーん・・・」と始まる歌の2番の歌詞で、「ぼーくーもー、ころころりーん」の部分が、大のお気に入りです。
イラストの様子と歌詞と音楽が、ピッタリ合っていて、とても愉快な気持ちになるのでしょう。
家でも、何度も何度も繰り返し、歌ったり弾いたりしては、「お母さんも歌って~!」とリクエストしているようです。
この1曲をきっかけに、ピアノを弾くことがこれまでより、さらに楽しくなってくれているようなので、嬉しいです。
こんな風に、習い始めの段階から、「楽譜や音が心と結びついている」という経験は、とても大切なことだと思います。「その曲を弾くことで心がワクワクする!」それって音楽の基本ではないでしょうか。
楽譜に書いている音を、ただ順番に弾いていくだけでなく、その音に対する「気持ち」と「音」が結びついて、「音楽」になる!!ということを感じ取ってほしいと思っています。
子どもたちが、自分の音楽を表現する第一歩を踏み出せるようにレッスンしていきたいです。