幼稚園年少さんのWちゃんは、2歳半から教室に通っています。
野上に教室ができたときに、幼少期から音楽の下地を作るようなことをしてみたいと思い、2歳児のレッスンを始めました。
そこでは、無理に覚え込ませるようなトレーニング的な音感教育でなく、
もっと自然に、子どもの成長を見つめながら、音楽的感性の下地を耕したいという思いがありました。
レッスンは月に2回、毎回子どもの様子を見ながら、進めていきます。
2歳さんは、自分の興味を持ったことでないと、やってくれません。
その代り、面白いと思ったことはどんどん楽しそうに吸収していきます。
反応がはっきりしているので、とても分かりやすいです。
ただ、子どものやりたいことばかりしていると、普通のピアノレッスンに移行していくときに、我儘になってしまい、
レッスンしにくいのでは…、という不安は少しありました。
でも、Wちゃんが4歳になるとそんな心配は吹っ飛びました!!
ある日突然といった感じで、ピアノを弾こうとするようになりました。
それまで溜めていたものが、一気に溢れ出てきたような感じです。
レッスンへの集中度も高いです。
もう一人、3歳になる少し前にレッスンを始めたH君は、4歳半になってピアノを弾くことにとても興味が出てきました。
それぞれ、ピアノを弾くためのからだや指の準備が整った時期が来たということですね。
もちろん、その時期からピアノを始めても、十分伸びていくことができます。
でも、それまでに、先に音楽を楽しむ心を育んできた二人は、どのように成長していってくれるでしょうか!
音感、安定した拍感、リズム感、読譜、そして余分な力の入らない手。
これまで、一見楽しく遊んでいるようなレッスンをしていく中で、それらが確実に身についてきたのが、
ピアノを弾くようになったときに、目に見える形で分かりました。
二人のこれからの成長が楽しみです!!
(※現在、2歳児のレッスンについては、新規の生徒さんは募集しておりません。
募集再開の際にはホームページ上でお知らせします。)