前回、お話した4歳の男の子の話の続きです。(前編はこちら.ぜひお読みください!

楽しみながら曲に取り組んでいると同時に、3か月間で、読譜、音感、リズム感など、いろいろなことをどんどん吸収してくれています。

右手の「ドとレ」、左手の「ドとシ」を使って書かれた曲を、自分で2分音符と4分音符のリズムを掴んで、楽譜を見ながら弾けるようになってきました。

これからは「どんなタッチで弾けば伸びのある音が出せるのか」を、少しずつ教えていきたいです。
それができるようになると、ピアノの音を出すのが、より楽しくなってきます!

『せんかんブラザーズ』という楽しい教材を用いて、五線の基本である「線」と「間」の仕組みが少し分かるようになってきました。さらに、五線ノートに繰り返し書くことで、音階の並び方を理解して、楽譜が読めるようにしていきたいです。

ピアノに合わせて音符を歌いながら、音の高低を掴んだり、音を聴き取ったりしています。ド・レ・ミの3つの音には、だいぶ慣れてきました。

2拍子、3拍子、4拍子のリズムを打ったり、リズムカードを並べたりしています。

二分音符・四分音符・八分音符・四分休符のカードを並べて、自分でリズム打ちができるようになってきました。

Vol.7

「4拍子っていうのはね、一つの箱の中にリンゴが4つ入るんだよ」と、絵を描きながら説明していると、
「リンゴの話をしていると、リンゴが食べたくなってきちゃった~」 と、 可愛らしいことを言う場面も…♡!

本人は、ピアノが上手になって、仮面ライダーの歌が弾けるようになるのを楽しみにしている!ということです♫

このように、子どもの様子や状況をよく見ながら、
“子ども自身が楽しみながら、無理なく自然に 大切なことが身に付いていくように”
レッスン しています。

将来にわたって音楽に親しむための、しっかりとした土台ができるよう、幼児期のレッスンを大事にしていきたいです♪