3月6日の日経ビジネスオンラインで興味深い記事を見つけました。

「チェンバロの音には、脳の活動にポジティブな影響を与える高周波音が、多く含まれている」というものです。

高周波音は、インドネシアの民族音楽・ガムランや、熱帯雨林の環境音にふんだんに含まれていて、
心地よく感じるだけでなく、免疫細胞を活発化させたり、ストレスホルモンを減少させたりする効果があるそうです!

とは言っても、そのような音を聴く機会はなかなかないですよね。

そこで、注目される楽器がチェンバロです♪

実は、ピアノでは10キロヘルツぐらいまでしか入っていないのが、チェンバロだと100キロヘルツ近くまで豊かな高周波音を含んでいるのです。
チェンバロは、鳥の羽軸などでできた小さな爪で、弦をはじいて音を出すので、倍音がとても多いからです。

人の耳に聞こえるのは、20キロヘルツぐらいまでなので、それは音として認識されてはいないのですが、脳にはしっかり届いているということですね。

音楽CDでは、切り捨てられているような高周波音が、チェンバロの生の演奏にはあるのです!

つまり、“生のチェンバロ演奏を聴くのは、心とからだにとてもいい!”

チェンバロの音色に、そんなすごい健康効果があったなんて、嬉しいおどろきです♪